Health 2.0 Fukushima Chapter/Medical × Security Hackathon 2013の中の一つのイベントとして、D言語勉強会「Dの日」を開催しました!!
1日目
一日目は、自分(@youxkei)と@9rnsrさんのプレゼンがありました。
「コンパイル時関数実行+Mixin」を支える技術
あ、はい、自分のプレゼンです。 コンパイル時関数実行(CTFE)と文字列mixinについて話しました。 自分のプレゼンなので、あまり言うことはないのですが、
- mixinを使うライブラリは、#lineを使ってエラーメッセージを分かりやすくすべき
- Mcitxfienってなんて発音するん?
と言った感じです。 あと、 このスライドに、ポケモンフォントを使わせてもらいました。
D言語erなのにC++erなコンパイラ屋の野望
@9rnsrさんのプレゼンです。 @9rnsrさんと言えば、日本人で唯一のdmdコミッターとして有名ですね! 今回は、dmdの最近の変更について語ってくれました。 9rnsrというのはランダムな文字列だそうですね・・・ プレゼンの中で、一番驚いたのは、「WalterやDon先生はもしかすると仕事でD1を使い続けてるのかもしれない」という点です。 確かに、もうD1のサポートは終わってるはずですが、Don先生などはD2のバグ修正をD1に適応してたりします。 D1を使い続けてると考えると、納得できます。
プレゼン後
プレゼンが終わったあとは、自分と@9rnsrさんと、あとハッカソンに参加していた@arukukaさんで、ひたすらD言語トークをしていました。
二日目
二日目は、@kinabaさんのプレゼンがありました。
ICFPプログラミングコンテストにD言語で参加してみた
@kinabaさんの、D言語でICFPというプログラミングコンテストに参加した時の話でした。 @kinabaさんは、日本語版のD言語の公式サイトを管理してることで有名ですね。 そのサイトはGithubに上がってるので、Pull Requestでページを修正することができます。Typoなどを見つけたときはどんどんPull Requestを送りましょう!! プレゼンの話に戻ると、std.algorithm.sortはTimsortというアルゴリズムを使っているそうです。 で、このアルゴリズム、最悪の場合O(n2)になります。そのへん微妙だね、といった話でした。
まとめ
今回のDの日のプレゼンは、3つともすごく興味深いものだったと思います。 何より、D言語のことについて話せる人と実際に会って、実際に話せたことは、とても貴重だったと思います。 数年分のD言語トークを使い果たしました・・・ すごく楽しかったので、また開きます!!
あ、あと、@arukukaさんもまとめ記事を書かれてます。
担当:美馬(D言語最高!!)